|
帰国をまっていたのは事務所のエンゼルフィッシュ以外にもいた。 蚊だ。 成田に到着して、帰宅後、いそいで、シャワーを浴びて、暑いので、半ズボンにTシャツで仕事場に向かったが、半ズボンのすそのちょい下、ふとももの脇と後ろ側を待ち構えていた蚊に数か所さされました。 これがかゆいー! 掻いたらいけないと思いつつ、背筋に悪寒がはしるほどかゆい。いやー、日本の夏だ。
で、夏を待っていたのは、垣根の果樹たち。 ブドウ、プルーン、がそろそろ熟してきていて、デラウェア、ピオーネ、プルーンはまだちょっと早いけど、もう食べ時を迎えている、ということを知っているのは、隣の会社の桜の木に巣を作っているカラスのつがいと、ハクビシン、と通行人。 カラスもブドウの皮は食べない。 中身だけをおいしくいただきます。 通行人はその場では食べない。 さっととって、ポケットに入れて、素知らぬ顔で通りすぎる。 中にはスポーツカーを飛ばしてきて、僕の会社の垣根のところで、急にスピードを落とし、果実の成熟度を確認してから、走り去るやつがいるらしい。 きっと、夜に歩いて出直してくるやからであろうと思われます。 僕の丹精してそだてている、というほどのこともないけど、楽しみにしている果樹園(といえるほどのこともないけど)を無料の、もぎ取り放題の農園と勘違いしているような気配。もぎ取り放題という農園だって、もぎ取った果樹は目方で買わされるんですけどね、結構高く。 そのうち、「ご自由におとりください」という札をさげて、「1つ50円」とか、書いたコイン入れを吊り下げようか? そもそも果樹を垣根にすることが間違っているということですね。
で、ちょっと早いけど、手の届くところのプルーンはだいぶ減っていたけど、残りをもいで、ピオーネもカラスの食べ残しをもいで、自宅に持ち帰ったら、また、そんなに一度に持ち帰って、毎日食べるのが飽きてしまうから嫌だと家族の顔に書いてある。
それにしても、蚊に食われた跡がかゆい。 ほかのことはもう何も考えられないぐらいかゆい。 仕事にも集中できない。 で、今日も暑いのでやはり半ズボン。 また、刺されたらどうしよう。。。 やっぱり長ズボンにしようっと。 暑いけど。
|
|